EDとは勃起不全とも呼ばれますが、その範囲は完全に勃起しない状態から勃起が持続できない状態、またセックスをして女性が満足するまで維持できないといった広範囲のものを指します。
EDになる理由はさまざまですが、その原因のひとつとしてペニスへの血流が阻害されることがあります。ED治療薬と呼ばれるものはペニスへの血流を促進し、かつ勃起を収めようとする働きを阻害する働きがあります。
シアリスもそのような働きをするED治療薬ですが、他のED治療薬と異なるのは長時間作用することで最長で36時間効果を維持することができます。
なお、ED治療薬はあくまでも勃起をしやすい状態にするため勃起をする理由、つまり性的な興奮を覚えないといった場合には効果がない場合があります。
ただ殆どの男性の場合にはシアリスなどED治療薬を服用すれば勃起をしやすい状態にするといった効果が得られます。

勃起不全(ED)の症状や原因

疲れている男性ED(勃起不全)になる理由は3つ考えられます。1つめは心理的なストレス、2つめが血管や神経に障害があるケース、3つめが薬による影響です。
いずれも症状としては勃起しづらくなったり、セックスのさいに勃起を維持できないといったものです。

現実的にはEDは心理的な原因が多くを占めています。これは心因性EDと呼ばれるもので日常の少しのことがEDを引き起こすというものです。
よくあるのがパートナーである女性からマイナスのことを言われた場合などです。これは本人が自覚していなくても深層心理の中で傷つき、結果的に性欲が湧かない状態になります。
特にセックスというのはコミュニケーションの一種ですから良好な人間関係が維持できていないと勃起不全になる場合があります。
このほかにも経済的なストレスや日々の疲れなどでも性欲が失われます。このほかにも幼児期の体験、性的トラウマといった過去の出来事が原因となるケースもあるなど奥の深いケースがあります。
ただ心因性の場合には、考え方を変えるだけで改善する可能性があるものです。
このため治療をする場合には、カウンセリングを行って心の負担を軽減し、またED治療薬を使って勃起しやすい環境を整えることで少しずつ成功体験を積み重ねることで治る場合があります。

一方で心因性以外の場合には、原因は複雑になります。血管や神経に障害のある場合としては、加齢による原因、生活習慣病の原因など生活によって生み出されるケースがあります。
年齢が高くなると糖尿病や高血圧などのリスクが高まりますし、生活習慣が悪ければ加えて心臓病、脂質異常症などになる場合があります。
これらは血管や神経の能力を下げるため、これの原因でペニスへの血流が妨げられ勃起がしづらい、または勃起を維持できないといった症状が出てきます。
また生活習慣以外にも考えられるのが脳出血、脳腫瘍、脳外傷、パーキンソン病、アルツハイマー病などの脳の病気や前立腺がんや膀胱がん、直腸がんなどで摘出手術を受けたケースなどです。
これらの場合には勃起を促す神経が正常に機能しなくなることで勃起不全となる場合があります。
加齢や生活習慣に関しては生活態度を見直すなどすれば改善することが可能ですが、病気が原因となると病気をまずは治す必要がありますが、さまざまな原因が複合して起こっていることもあり、そのような場合にはED治療薬で改善するケースもありますが、改善しないこともあります。

またそのほかの薬によっても勃起不全を引き起こすケースがあります。
可能性があるのは中枢神経に作用する薬剤や、末梢神経に作用する薬剤、循環器系に作用する薬剤、消化器官に作用する薬剤などがあります。
この場合には神経に作用することで勃起をさせようという脳の信号が伝わらない状態になりますし、血圧に作用するものではペニスそのものへの血流を阻害して勃起不全になります。

勃起不全、朝立ちがあれば問題はないと言われるわけ

問診国内でED治療薬を処方してもらいたいと考えた場合には、まずはクリニックでEDであると診断される必要があります。
基本的なEDに関する治療の流れとしては、普通の病院と同じく問診からスタートします。問診ではEDの症状に関して尋ねられますが、恥ずかしがらずに答えることが重要です。
またED治療は専門クリニック以外でも行っているところがあります。
具体的な問診内容としては、EDの原因となりうるストレス、酒、病気などの質問が行われます。これらの問題からEDであるかどうかを客観的に診ます。
通常はこの時点で問題があるとすればED治療薬をひとまず試してみるといったことになりますが、さらに精査してほしい場合には検査を行います。
このさいに行われる検査としては夜間陰経勃起試験、人工勃起試験、カラードップラー試験、DICCなどがあります。

一般的に朝立ちがあればEDであっても問題ないとされるケースがあります。この理由は正常な状態であれば睡眠中のレム睡眠に合わせるように周期的に勃起が起こっています。
勃起そのものは必ずしも性的興奮のみが引き起こすわけではないもので、このため夜間陰経勃起試験で睡眠中に勃起をしていればペニスにある神経や血管は正常です。
起きた時点で朝立ちしていれば心因性のEDである可能性があり、カウンセリングやED治療薬を使えば改善が可能です。
しかし、睡眠中も勃起が起こっていないような場合にはペニスにある神経や血管などが何らかの理由で機能しなくなり勃起を阻害していることが考えられます。

基本的に朝立ちであれば問題ないとされますが、朝立ちをしないといった場合には別の検査で問題を探すことになります。
人工勃起試験は、ペニスの海綿体に対して細い針を使って薬剤を注入することで勃起を強制的に行わせるというものです。この方法で勃起すれば血管系に問題がないといえます。
また超音波で調べるカラードップラー試験では勃起に関わる動脈を調べることができます。この検査で問題がなければ神経に問題があると考えられます。
いずれの方法も実際には細かい場所まで調べることができません。このためより精密な検査が行われるのがDICCです。
これは造影剤をペニスに注入し人工的に勃起させ、また注入する圧力と体内に戻っていく圧力との差から異常がないか調べます。
造影剤を用いるので、同時にX線により血管の状態を確認しその流れに異常がないか確認します。特に造影剤を使うことで血管の隅々まで調べることができるので、詰まっている原因箇所を特定するといったことが可能です。

いずれにしても朝立ちをするということはペニスには勃起する能力が備わっているわけで、ED治療薬を服用すれば、ほとんどのケースで改善することが可能で、またED治療薬を使わなくてもカウンセリングやちょっとしたきっかけによって勃起不全を治すことができます。

勃起不全(ED)にはシアリスが効果ある!

シアリスはほとんどのED(勃起不全)に対して効果が認められていますが、他のED治療薬とは異なっています。
他のED治療薬はセックスをする30分から1時間前に服用し、そこから30分程度経てば効果が出てきます。持続時間は12時間程度で一晩だけ作用するといったものです。
ただし、これらのED治療薬は食事の影響を受けるため服用前の食事は控えることが効果を十分に得る上で大切です。
一方でシアリスはこれら他のED治療薬とは異なって、持続時間が最大32時間と長時間に及びます。このためセックスのタイミングを見ないで服用することが可能です。
ただし、有効成分が長らく体内に留まり続けるので12時間程度で効果が切れるED治療薬のように連投することができません。このためシアリスの場合には2、3日に1度のペースで服用することになります。

シアリスの効果としては、有効成分のタダラフィルによって得られます。
作用としては完全な勃起不全のほかEDといわれる症状の中折れやまったく勃起しないインポテンツにも効果があります。一方で、長時間の作用時間から、食事の影響を気にしなくても済みます。
ただしもっとも効果が高く出るのが服用から3時間から4時間程度と言われており、このタイミングで服用すれば勃起不全を大幅に改善することができます。
もちろん体内には32時間程度、留まり続けるのでその間は勃起しやすい状態となっています。反対にデメリットとしては、24時間以上の服用間隔が必要で、このためシアリスに関しては連用が出来ません。
ただ他のED治療薬同様に勃起が促されることは実証済みで心因性EDや病気によるEDでも効果を発揮します。

一方でシアリスを服用するさいに注意しなければならないのが副作用です。副作用としては、頭痛、ほてり、動悸、目の充血などがあります。
他の短時間で作用するED治療薬では短時間で効果が得られる反面で副作用も強く出るケースがあります。
シアリスの場合にはゆっくりと身体に浸透しとどまる性質から副作用が出にくいのがメリットとされています。
ただ副作用が出た場合には身体に合っていないことが考えられるので、服用を中止して医師に相談するのが無難です。また他の薬と同様にアルコールの飲み過ぎがあります。
適量のアルコールであれば返って血行を良くするといったリラックス効果を得られますが、深酒となると神経の伝達が悪くなってきます。

このため性的興奮を受けても勃起を促そうという伝達が起こりにくくなり、せっかくシアリスによって勃起しやすい状態にしても勃起が起こらないケースもあります。
このほかにもシアリスが最初はよく効いていても、時間が経つと高血圧や加齢によって効果が薄れていく可能性があります。
このためシアリスなどED治療薬に頼り切るのではなく勃起を補助してくれる薬として扱うことが恒久的に勃起が出来る身体にする上では大切です。

シアリスの1錠あたりの値段

ED治療薬というのは健康保険が適用されませんから、自由診療となっています。自由診療は全額自己負担となるため薬も高価になってきます。
具体的にはシアリスの値段は10mg錠が1700円、20mg錠が2000円です。効果が長いといったものから先発の三大ED治療薬の中ではもっとも高い価格設定となっているのが特徴のひとつです。
しかし、効果は抜群で、特に長時間の効果を期待したい人には人気がある薬となっています。
なお、含有量が多い薬ほど値段が安くなる傾向にあるため、使い方としては20mg錠を2つに分けて、1錠として飲むといったケースもあります。
この場合にはピルカッターを使って2つに分けることによって行われます。こうすることにより実質的には半分の値段で済ませることができます。
もちろん効果も10m錠と変わりませんから10m錠で十分な効果が出ている場合には、20mgのものを2つに割って飲む方が効率的です。

なお、1錠あたりの値段が高いシアリスですが、効果が長いという点を注目するとコストパフォーマンスに優れているといえます。
他のED治療薬では長くても12時間程度ですからセックスのたびに服用しなければなりません。このため服用間隔も短くなり副作用のリスクも高いものといえますが、シアリスの場合には最大36時間の効果が期待できます。
これは金曜日の夜に服用しても日曜日のお昼まで効果があることを意味しています。このためシアリスはウィークエンドピルとも呼ばれています。
この持続時間の長さから1錠あたりのコストパフォーマンスは使い方によっては抜群といえます。

一方でシアリスを日本で手に入れようと思った場合にはクリニックでEDの症状が出ていると診断される必要があります。
クリニックにいけば薬だけで済ませることはできず、何かとお金が必要になります。診察代などを考慮すると結果的に1錠あたりの値段はかなり高いものになります。
また新しいED治療薬なので後発薬も登場していませんから、高い治療費が必要になります。

このような薬代を嫌ってシアリスを安く手に入れる方法としては個人輸入という手段がありますが、リスクがあるのであまりおすすめできません。
個人輸入は海外で販売されている製品を購入して輸入するというものですが、医薬品に関してはネットで簡単に個人輸入することが可能です。送料も安いところがありますが、偽薬の存在があります。
日本のような薬局制度の整った国であれば薬に問題はありませんが、個人輸入では香港やシンガポールといった国で購入されます。このような国ではさらに外国のインドの製薬会社のものが広く販売されています。
インドは薬の特許成分を認めていないのでコピー薬や後発薬が市販されており安価に購入が可能ですが、その販売ルートは確立されていないので、流通の中で偽薬が混ざるリスクがあります。

勃起不全(ED)に効果があるシアリスなどのED治療薬とそのジェネリックや、ED以外の早漏についてもまとめてみました。デリケートな性の悩みは1人で抱え込まず解決しましょう。